構造データを活用した抗体の開発

Twist Structural scFv Library(構造 scFv ライブラリ)は、国際的なタンパク質構造データベースに登録されている、結晶構造が明らかとなっているすべての抗体の配列を利用します。この合成抗体ライブラリは、抗体の構造と機能の関係に関する知見に基づいて構築され、あらゆる適用症に対する抗体医薬品を幅広く作製するためのプラットフォームを提供します。

開発に対して最適化された scFv 抗体を作製

  • 複数のバックボーン上に構築され、機能が最適化された、製造性の高い実証済みフレームワーク
  • 完全ヒト抗体配列
  • 1 x 109 diversity

AI でユニークかつ自然な抗体レパートリーを開拓

  • 何百万もの抗体配列で学習させた設計アルゴリズム
  • AI が B 細胞受容体の自然な発現を模倣
  • 遺伝子再構成と体細胞超変異により生じる多様性を取り込む

合成ライブラリの利点

  • 免疫不要のためパニングから機能評価まで 10 ~ 12 週間
  • 有効な配列空間にフォーカス
  • 複数の標的を同時にスクリーニング可能

ライブラリの仕様

Twist Structural scFv Library(構造 scFv ライブラリ)は、タンパク質構造データベースに登録されている、既知の結晶構造を持つ 3,700 種類の抗体の CDR 配列を組み込んだ合成抗体ライブラリです。製造性を向上させるため、対になっていない C- および N-グリコシル化部位、脱アミノ化部位、加水分解部位などの不利な部位は取り除かれています。重鎖(VH)ライブラリでは、ヒト IGHV3-23 フレームワークに 148 種類の CDR1、151 種類の CDR2、564 種類の CDR3 がさまざまな組み合わせで組み込まれています。軽鎖(VL)ライブラリでは、ヒト IGKV1-39 フレームワークに 134 種類の CDR1、158 種類の CDR2、278 種類の CDR3 がさまざまな組み合わせで組み込まれています。VHおよびVLライブラリを組み合わせると、4 × 1010の多様性を有する完全ヒトscFvライブラリとなります。

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CDR 配列の長さの多様性がヒトのレパートリーにおける分布と一致

AI Hypermutated scFv Library における配列は、自然に発生するヒト抗体のデータベース全体から慎重に選択したサブセットを用いた計算で得られます。例として IGHV3-23 の CDR1、CDR2、CDR3 について見てみると、それらの抗体配列の長さの分布(紫)は天然のヒト抗体レパートリー(黒)に酷似していることが分かります。

ライブラリのパニングとスクリーニングのプロセス

10 ~ 12 週間でパニングから機能アッセイまで実施できます。このプロセスは、標的抗原に対する多様な Twist ミノタウロス scFv ライブラリのファージスクリーニングから始まり、候補となる抗体断片を完全長 IgG に再構成することで終了します。

また、ミノタウロス scFv ライブラリのライセンスを取得して、貴社内で探索プロジェクトを開始することも可能です。詳細につきましては、 までお問い合わせください。

概念実証(Proof of Concept)データ

Twist 構造 scFv ライブラリを用いて、免疫学において重要な細胞表面標的である CD3 に対してパニングを行うことで、望ましい特性を有する TB138-6 などのユニーククローンを同定することに成功しました。

カニクイザル CD3 の交差反応性

滴定 ELISA では、TB138-6 とヒトおよびカニクイザルの CD3 の交差反応性が示されています。

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ヒト CD8+ T 細胞の細胞表面 CD3 に結合

フロー滴定により、TB138-6 は CD3- 細胞(CHO-GLP1R)ではなく CD3+ 細胞(CD8+ T 細胞)に結合することが示されました。

Twist ミノタウロス scFv ライブラリ
「Library of Libraries」概要フライヤー
Twist 抗体ライブラリで創薬の取り組みを加速

Library of Libraries

Writing the Future of Biologics to Discover and Optimize Antobodies
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