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理想的かつ希少なモノクローナル抗体(mAb)の高解像度スクリーニングを実現します。
抗体探索における親和性評価とエピトープビニング
抗体親和性が多くのアプリケーションで主要な選択基準の一つであることは変わりません。一方で、抗体リードのパネルにおける早期のエピトープマッピングが何よりも重要です。親和性のみでリードを選択すると、エピトープにほとんど結合しない抗体が選択されるといった偏りが生じるおそれがあり、その選択された高親和性クローンが機能的エピトープに結合しないと、下流における開発に支障をきたすでしょう。
エピトープビニングは、標的抗原に対するモノクローナル抗体(mAb)の結合について評価するために用いられます。エピトープビニングでは、同じ標的タンパク質に特異的な mAb を、セット内の他のすべての mAb に対してペアで解析し、特定のエピトープへの結合を互いに阻害するかどうかを評価します。同じエピトープへの結合を阻害する mAb のペアは同じ「ビン」にまとめられます。
同じビン内の mAb は、同様の機能を持つことがよくあります。また、一つのビン内の抗体同士は、同じ抗原に結合する一方で、異なる作用機序を持つ場合があり、特定のがんや感染症の治療には重要なことです。したがって、エピトープビニングは、多数のリードが生まれる可能性のある、抗体を用いた創薬プロセスの初期段階において特に重要です。エピトープマッピングを用いた、十分な情報に基づいたリードの選択は、研究を進めるために最良の候補のみを効率的に選別するために欠かすことができません。
さらに、エピトープの多様性は知的財産権(IP)の保護を拡大するためにも重要です。なぜなら、結合するエピトープは、あらゆる治療用抗体の IP 出願において不可欠の部位だからです。
サービスの特徴:
- 無標識かつハイスループットで迅速な分析
- 粗精製抗体上清に対応
- 必要サンプル量が極めて少ない
- 複数のアッセイ形式を用意
- センサーグラム、ビニング図、ネットワークプロット、デンドログラムなどを含む高品質なデータ
- プロジェクトの要件に応じて、Carterra LSA または Octet BLI を選択可能
- 専任のプロジェクトマネージャーによる迅速なコミュニケーション
利用可能な分析:
- 種間交差反応性評価
- キネティクス、親和性、KD の測定
- エピトープビニング、抗体ペアリング
- リガンドブロッキング解析
- 迅速抗体定量法
- カスタムアッセイ