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細胞表面受容体を標的としたハイスループット抗体開発
抗体スクリーニングにおいて、ハイスループットな iQue フローサイトメトリーを用いて、より多くの情報に基づいて判断する方法をご紹介します。
ハイスループット抗体スクリーニング
Abveris は、最適なモノクローナル抗体の開発、特性評価、納品を行うハイスループット抗体スクリーニングサービスを提供しています。
単にハイスループットな技術基盤を用いて抗体特異性を試験するだけではなく、抗体が望ましい結合キネティクス、エピトープ特異性、細胞上の交差反応性および機能に関連する結合プロファイルを有するかどうかの試験を行います。

IntelliCyt iQue を用いたフローサイトメトリー
iQue Screener PLUS フローサイトメーターを用いて、抗体の細胞結合性をスクリーニングし、抗原特異的な抗体の大規模なパネルを同定、さらに詳しく調べることができます。
IntelliCyt iQue PLUS の利点
iQue は、各ウェルから数 μL のみをサンプリングし、エアギャップで区切られたサンプルフローを検出器に供給することにより、従来のフローサイトメーターより高速なアッセイスループットを実現しています。
iQue Screener PLUS により、従来の低スループットで時間のかかるフローサイトメトリーによるアプローチが、ハイスループットの抗体スクリーニングプロセスに変わります。
その結果、各ウェルで発生する分子レベルのイベントにまつわるデータに富むスナップショットが得られ、これは 96 ウェルプレートの場合5分もかかりません。
iQue を用いた研究例:
- 細胞上の結合
- 親和性(見かけの解離定数)
- 機能性抗体
- 種間の交差反応性

Octet BLI & Carterra SPR
リアルタイムのラベルフリー結合解析によって、抗体のスクリーニングと特性評価は急速に新しい時代に突入しました。Abveris は、Carterra による表面プラズモン共鳴法(SPR)および Octet によるバイオレイヤー干渉法(BLI)を採用して、ラベルフリーで分子間相互作用の検出を行っています。
Abveris のカスタムモノクローナル抗体開発には Carterra SPR と Octet BLI が完全に統合されており、目的のアプリケーションに適した望ましい結合特異性およびキネティクスに関して、何百ものモノクローナル抗体候補をスクリーニングすることができます。
Abveris のハイスループット抗体スクリーニングの利点:
- 種間交差反応性評価
- キネティクス、親和性、KD の測定
- エピトープビニング、抗体ペアリング
- リガンドブロッキング解析
- 迅速抗体定量法
Carterra と Octet を採用した解析はそれぞれ、結合キネティクス解析に関心のあるパートナーが利用できる、独立したサービスです。
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