抗体開発サービス

世界で最速

In vivo 抗体開発を数ヶ月ではなく数週間で行います

当社なら可能です。Berkeley Lights Beacon を用いた B 細胞スクリーニングにより、これまで不可能だったスピードで、
理想的かつ希少なモノクローナル抗体（mAb）の高解像度スクリーニングを実現します。

ハイブリドーマの探索

Abveris は、抗原作製から抗体の精製、シーケンシング、組換え体生産まで、広範囲に渡るモノクローナル抗体開発サービスを提供しています。業界をリードするスクリーニングおよび特性評価の技術と共に、独自のヒト化マウスプラットフォームを活用することで、特定の下流アプリケーションに合わせた柔軟なハイブリドーマスクリーニングや B 細胞スクリーニングのワークフローを設計します。

当社チームは、パートナーと密接に連携し、治療用抗体、抗体試薬の両方について開発を行います。パートナーが必要としている抗体を提供するために、必要なツールをすべて活用します。

 

 

包括的サービス

初期段階

新規ターゲットに取り組む場合、信頼できるソースからの組換えタンパク質を見つけるのが難しく、必要な細胞株の入手も限られることがあります。当社はタンパク質・ペプチドの合成や細胞株の作製を行うことができ、高品質な免疫・スクリーニング材料を適切な量確保することができます。

 

中期段階：探索・スクリーニング

Beacon での B 細胞スクリーニングと最適化されたハイブリドーマ開発プロセスにより、大規模かつ多様な mAb 群を開発することができます。

当社の一連のハイスループットスクリーニングおよび特性評価プラットフォームにより、理想的な結合体を同定できるだけでなく、探索プロセスの早い段階で高親和性かつ機能的に関連する抗体をスクリーニングすることもできます。ハイスループットフローサイトメトリーにより、機能面の活性だけではなく、細胞表面における結合についても解析することが可能です。

 

後期段階

次世代シーケンシング (NGS) を実行すると、開発可能性に関する潜在的な懸念を提示するカスタムデータレポートも得られます。組換え抗体作製により、パートナーは信頼性の高い哺乳類細胞株で希望通りの抗体を大量に作製することができます。

 

免疫に関する専門性

抗体の開発の成功には、免疫応答が重要です。Abveris は、免疫に関する専門性と幅広い能力を有していることに自信があります。以下の免疫法を活用しています。

• ペプチドやタンパク質を用いた免疫
• 細胞を用いた免疫 
• 免疫サブトラクション法による細胞を用いた免疫
• DNA を用いた免疫
• VLP を用いた免疫
• 免疫寛容の破壊

DiversimAb マウスの過剰免疫応答により、ほんの３週間程度で適切な力価を生成することができ、迅速な抗体の開発が可能となります。当社はアジュバントや免疫に関する独自のプロトコルを有しており、当社独自のマウス系統の高度免疫および自己免疫の特徴を活用して、交差反応性のある一連の多様な抗体の開発可能性を高めています。さまざまなヒト化プラットフォームを用いた取り組みにより、治療法開発プロジェクトでよく用いられるマウスモデルに適用できるよう免疫法を最適化しました。

 

業界をリードする開発プラットフォーム

Abveris では、抗体スクリーニングおよび特性評価のために多くのハイスループットプラットフォームを活用しています。そうしたプラットフォームには、ハイスループット ELISA 用 TECAN システム、ハイスループット on cell スクリーニング用 iQue フローサイトメトリー、抗体キネティクス解析用 Carterra SPR および Octet などがあります。

 

抗イディオタイプ抗体試薬の開発

Abveris のサービスでは、DiversimAb™ プラットフォームを用いて高品質な抗イディオタイプ抗体を提供します。特定の創薬アッセイ（PK や ADA など）に用いる高品質な試薬を特定するために、下流アッセイの成功を予測する関連フォーマットに厳格なハイコンテントスクリーニングを適用します。

これらの mAb が臨床アッセイ開発において重要なツールであり、高品質な試薬を迅速に提供することが最終的には患者様の生命を左右することを理解しています。当社チームは、お客様の臨床試験をサポートするために業界随一のスピードで最高品質の抗体を提供することに専心しています。

 

利点：

• 最適化された、市場をリードする抗体開発・特性評価プラットフォーム
• 独自の DiversimAb プラットフォームを用いた mAb の高度な多様性
• 提供される mAb はすべて、Octet で親和性またはリガンドブロッキングについてスクリーニング
• 迅速なタイムライン
• 専門家によるプロジェクト管理
• 柔軟な提供物：ハイブリドーマ、抗体配列、精製済み mAb
• すべての作業はマサチューセッツ州ボストンのラボで実施
• IgG、ScFv、二重特異性抗体、その他の人工生物製剤を含めた複数の生物製剤フレームワークに対応

当社の最高執行責任者（COO）、Tracey Mullen によるウェビナーで、さまざまな標的に対して 94% の成功率を誇る抗イディオタイプ抗体の探索ワークフローをご紹介しています。

Abveris の利点：

• 組織採取の数日後に以下を含む高解像度スクリーニング：
  • 複数の細胞株と組換え試薬における交差反応性スクリーニング
  • 活性アッセイ
  • 親和性スクリーニング
  • 開発可能性の評価
• 抗体配列とそれに関連する豊富なスクリーニングデータを早期に提供
• B 細胞から直接、治療に関連する希少な抗体を同定する能力
• DiverisimAb™ プラットフォームの高度な多様性を活用
• Trianni、Harbor、その他のヒト化マウスプラットフォームを用いて、ヒト mAb の探索が可能
• Abveris を使えばロイヤリティもマイルストーンも不要！
• 数ヶ月の時間節約になる、非常に迅速なタイムライン

ヒト抗体の開発

ヒト抗体の開発が目標である場合、Abveris は業界をリードするヒト化マウスを活用して、治療グレードの完全ヒト抗体を提供できます。

当社は、Harbor マウスなど遺伝子改変マウスを用いた抗体の開発を最適化する長年の経験を有しています。Abveris は、これらの各プラットフォームに関して推奨される医薬品開発業務受託機関（CRO）です。

Abveris の専門知識と技術プラットフォームにより、ますます困難になっている標的に対する治療品質の抗体を、ヒト化マウスから提供することが可能です。

Harbour H2L2 を用いたヒト抗体の開発

Abveris は、数十年にわたる経験から蓄積した抗体の開発に関する専門知識を活用して、治療用抗体の開発用にヒトトランスジェニックマウスモデルの可能性を引き出します。独自の免疫技術と、ヒトトランスジェニックマウスの特別な取扱い方法により、すぐに開発可能なヒト抗体医薬品候補を提供します。

Harbor Antibodies は、リスクのない、低コストの「評価プログラム」形式で、H2L2 Harbor Mouse プラットフォームへのアクセスを Abveris のお客様に提供します。治療用抗体リードの作製に成功した場合、Harbor Antibodies の商用ライセンスを取得するかどうかを決定する前に、クローンを検証する機会があります。

 

H2L2 Harbour マウスプラットフォームの技術：

H2L2 Harbour Mouse は、ヒト抗体 V 遺伝子ファミリーが導入され、マウス抗体の発現が不活性化されたヒトトランスジェニックマウスです。H2L2 Harbour マウスは、生体内での多様な V 遺伝子の利用、親和性成熟、クラススイッチを実現しています。抗原特異的モノクローナル抗体は、ハイブリドーマまたは B 細胞スクリーニング技術のいずれかを利用して回収することができます。

H2L2 Harbour Mouse 技術は、米国特許および国際出願（登録済みまたは出願中）によって保護されています。