DiversimAbTM テクノロジーでエピトープの多様性が向上

DiversimAb 対 WT

大半の in vivo 開発プラットフォームは、宿主動物の免疫反応の多様性が制約の要因となっています。Abveris の開発プラットフォームは、遺伝子工学的に作製された独自の高度免疫マウス系統である DiversimAbTM ファミリーによって支えられています。自己免疫の特徴から、本マウス系統は、マウスのオルソログと高い相同性を持つエピトープやタンパク質に対するマウス抗体の作製において競争優位性を発揮します。

DiversimAb プラットフォームに関するケーススタディを読む

抗体医薬・試薬の開発に最適なプラットフォーム

DiversimAbTM プラットフォームは、抗体の多様性を最大限に引き出し、希少なヒットを探索するために設計された、業界をリードするプラットフォームです。Abveris の業界トップクラスのハイブリドーマおよび B 細胞ディープスクリーニング・プラットフォームと組み合わせることで、最も困難なターゲットも標的とすることが可能です。

本プラットフォームの一般的用途には、交差反応性、特異性、活性を調整した抗体医薬・試薬、細胞表面受容体に対する抗体、抗マウスサロゲート抗体、重要な抗イディオタイプ試薬の作製が含まれています。

技術的なメリットだけでなく、Abveris が提供する mAb はマイルストーンフィーやロイヤリティが不要であることも特徴です!

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DiversimAbTM の利点:

1.高度な抗体多様性

DiversimAbTM マウスは、得られる mAb のエピトープ多様性が高いため、ほぼ全てのカスタム抗体開発アプリケーションにおいて有利です。

Abveris は、DiversimAb テクノロジーを活用し、MHC ハプロタイプの異なる2種類の系統を由来とする高度免疫マウス(DiversimAbTM、DivergimAbTM)を開発し、開発プロジェクトにおいて多様性をさらに補っています。

抗体の多様性が高まることで、DiversimAbTM プラットフォームは、ヒト、サル、マウス間で交差反応性を持つ抗体など、種を超えて交差反応性を持つ抗体の開発を容易にします。

 

2.標的化困難な相同性の高いエピトープに対応

当社の自己免疫・高度免疫モデルでは、野生マウスでは免疫反応を引き起こさない標的(例えば細胞表面受容体)およびそれらの標的上のエピトープに対する mAb のパネルを提供することができます。DiversimAbTM マウスから、100% マウスのタンパク質に対する mAb を提供してきました。

 

配列相同性の高い標的を用いた DiversimAbTM および Balb/c マウスの力価の比較

DiversimAb力価 対 WT

 

3.困難な標的に対応するための目的別免疫戦略

Abveris は、マルチスパン(GPCR やイオンチャネルなど)、高相同性の標的、その他の標的化困難な免疫原に対して、DiversimAbTM に最適化したカスタム免疫化プロトコルを使用しています。抗体の親和性や品質を犠牲にすることなく、堅牢な免疫反応を引き出すための迅速な免疫化戦略を開発しました。それにより、数ヶ月ではなく数週間で多様な抗体パネルの同定を可能にします。

当社のアジュバント一式は、標的や in-vivo モデルで強みを発揮する、お客様ごとに合わせた設計により用意されています。多くのオプションがご利用可能ですので、詳しくは当社チームにお問い合わせください。

 

4.ロイヤリティフリー

Abveris は、DiversimAbTM プラットフォームのご利用について、ロイヤリティフリーで、サービスごとの料金方式や従量制方式など柔軟なビジネスモデルでサービスを提供しています。

 

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